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企業法は公認会計士試験の鬼門!?僕がやった要約と使い回し勉強法!

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公認会計士論文式試験で増える科目を知っていますか?

こんにちは、ひでともです!

 

公認会計士試験の論文は既存の科目に加えて新規科目が3つあります。

1つ目は租税法
2つ目は経営学(選択)

3つ目は企業法です。

え?企業は短答からあるでしょ!

と思ったそこのあなた!

今すぐ認識を改めてください。

論文企業法は短答までの企業法とは完全に別物です。

これまで短答で勉強して来た知識がほぼ役に立たなくなる恐ろしい科目なんです!

 

今回そんなは論文試験の鬼門とも言える企業法について、僕が実際に行った勉強方法と共にお話ししたいと思います!

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論文企業法が短答とは別物な理由

短答は1対1の暗記の世界

企業法の短答は条文に規定されている事項の1対1の丸暗記の世界と言っても過言ではないですよね。

 

監査論もでしょ?と思うかもしれませんが、実はそうではありません。

監査論は理論なので覚える際に結構流れを理解しつつ覚えます

 

でも企業法は法律の話なので、短答の時にはひたすら条文暗記ではなかったでしょうか?

基本的に「流れ」というものはあまりありません。

 

少なくとも僕にとってはそうでした(笑)

 

このように短答企業は条文を1対1で暗記して行く科目なんです。

論文企業は立法趣旨・解釈の世界

もちろん単純に暗記した内容を吐き出させるような問題も出るには出ます。

こういう会社の機関構成は?

みたいな具合にです。

しかし、多くの問題が「制度趣旨説明型問題」や「論点論証型問題」のように、立法趣旨や判例などの条文解釈をする問題です。

そうするとこれまで必死で暗記して来た事が無になります(笑)

だからこそ論文企業法は鬼門だと思うんです。

それでも全く手も足も出なくなるわけではありません。

しっかり要点をまとめて覚えることで十分合格レベルになります!

論文試験の勉強方法

まずは論文式試験の理論科目の基本的な勉強方法について簡単に。

基本的な勉強方針は「要約」と「使い回し」です。

公認会計士試験の勉強法!僕が実践した資産テキストを作る方法。

 

僕は「要約」と「使い回し」とよく言いますが、企業法に強く求められるのは「要約です。

 

もちろん「使い回し」も大切ですが、他の科目より圧倒的に大切なのは「要約」です。

 

他の科目がどんなに長くても10行程度の解答欄での出題であるのに対し、企業法は解答用紙2枚で大問2問です。

 

1つの論点についてこれだけ記述しなければいけないので各論点を覚える際に相当の要約力が求められます。

論文企業法の勉強方法

要約力が大事と話しましたが、それが最も試されるのが論点論証型の問題。

 

論点論証型の問題って難しそうで敬遠してしまいますよね。

でも実はやり方さえ分かれば論点論証型の方が覚えるのは楽なんです。

 

これはストーリー性の有無と僕は思っています。

 

論点論証型だと「事例はこう言っている」、「こういう問題がある」、「こうした方が良い」と解答に物語があります。

やっぱりストーリー性がある方が覚えやすいですよね!

論点論証型の勉強法

勉強方法をお話する上では例があった方が分かりやすいと思うので、表現代表取締役の論点についてお話しします。

 

例題
・甲社と取引先X社
・代表取締役として登記されているA
・代表権のない「取締役会長」の肩書使用のB
・Bは代表取締役としてX社から商品購入
・甲社は肩書きを黙認
・X社は重大な過失なくBに代表権があると思っていた。
・X社は甲社に対して支払請求できるか?

こんな問題です。

 

それではポイントを絞っていきましょう。

 

覚える順番

1.問題提起

論点論証型の問題では問題提起ができればある程度ゴールが見えてきます。

 

表現代表取締役の問題提起は3つです。

・354条でXを救済出来ないのか?
・908条1項と354条の関係は?
・条文上の善意としか規定されていないが?

 

この問題提起を軸に流れを覚えます。

事例分析

事例と原則について簡単に述べる。
※この例の原則は「原則取引効果は甲社に帰属しない」です。

問題提起1.
354条でXを救済出来ないのか?

354条の解釈(権利外観法理の3つで成立)

権利外観法理 外観の存在、与因、信頼

908条1項登記の積極的公示力でXの悪意擬制?

問題提起2.
354条と908条1項の関係が問題

取引のたびに登記確認は煩雑

354条適用時には908条1項は不適用

問題提起3.
条文条「善意」要件

354条は善意かつ無重過失

結論

Xは無重過失だから354条適用、甲社に支払い請求できる。

 

いかがですか?

 

表現代表取締役の論点はこれだけコンパクトに要約できちゃいます!

あとはこの要約に簡単にメモを付すなどして補足情報を書き加えるだけです。

この論点の主軸を抑えるような要約をする事が大切なんです!

 

逆に難しいのが制度型問題

たしかに貸与条文に載ってはいますが、ストーリー性が無いので要約が難しいし、あまり面白くないのが制度型問題(笑)

事例型制度などは条文に載ってることをひたすら列挙していくので、全体像と使う条文の趣旨は抑えたいところです。

ポイントは可能な限り解答解説から必要な言葉だけを抜き出して、フローチャートのようにメモを作ることです。

その流れに沿って書いて行きましょう!

制度型問題対策

僕が思うに、制度型問題は使う条文番号をいかに覚えるかが肝心だと思います。

なのでざっくりまとめたら、その下に使用する条文番号をメモして、問題を回すたびにそこを開くのがおすすめです!

最後に・・・

企業法は大きな論点ズレを起こすと酷い目に遭う科目です。

 

とにかくオーソドックスな論点のベース部分をきっちり抑えて、変な論点ズレの回答にならないように気をつけてください!

 

それと書くことに専念しがちですが、他のどの科目よりもよ〜く、問題文を読むのが不要なミスを減らすコツだと思います。

 

問題文をしっかり読むようになってからかなり論点ズレの回答を起こさなくなりました。

 

知ってる論点が出た時こそさらに慎重になってくださいね!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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