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公認会計士試験 監査論の勉強法!誰でも出来る方法で 監査論を得意にするコツ!

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こんにちは、ひでともです!

 

公認会計士論文式試験の監査論って苦手な人結構多いですよね。

 

いや、論文に限らず短答時代から苦手としている人も多いはず。

 

やっぱり監査論は丸々理論なので、実務経験がないとイメージが難しいですよね。

 

そんな僕が監査論の論文式対策で苦手なりにたどり着いた一つの答えがあります。

 

論文監査はある程度の典型的な回答方法がある。

 

ということです。

 

今回は、公認会計士試験の監査論の勉強方法について僕が実践した事を交えてお話したいと思います。

 

ちなみに合格時の監査論は科目合格するぐらいの高得点だったのですが、これにはある秘訣があるんです(笑)

 

もちろんかなりの努力は必要ですが、実践すれば誰でもそこそこ伸びると僕は感じています。

 

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論文式試験(論述)の勉強法

 

論文式試験の論述は結構重要で、これが出来ないと落ちます

 

だから「計算で行ける」と理論を舐めずにしっかり対策をするのがとても大事です。

 

あなたのテキストを資産化することで、一度頑張ればそのあとはひたすらサラッと回し続けることで結構上位で成績を維持することが出来るようになります。

 

この勉強方法には2つのポイントがあります。

 

要約」と「使い回しです。

 

僕はこれらを実践することで、苦手だった監査論もグッと伸びました。

 

論文式試験の論述に関する具体的なテキストのみ作り方はこちらの記事で紹介しています。

>>公認会計士試験の勉強法!僕が実践した資産テキストを作る方法。

 

余談ですが、会計士試験の合格者が行く実務補習所の考査は監査論がメインですので、ある程度出来るようになっていると圧倒的に有利という側面があります(笑)

 

論文式監査論の勉強法

 

では論文式試験の監査論はどのように勉強したら良いのでしょうか?

 

勉強の基本方針

基礎(典型)論点はしっかり覚える

 

典型論点って良く出る問題なのでみんなが取れます。

 

しかし、この典型論点をきっちり抑えることで事例問題などの応用問題に対応できるようになります。

 

例えばこんな問題。

リスク評価手続とリスク対応手続の関係を説明しなさい(回答欄10行)。

 

解答はこんな感じ

 

リスク評価手続とは、重要な虚偽表示リスクを識別し評価するための監査手続を言い、リスク対応手続とは識別し評価したアサーションレベルの重要な虚偽表示リスクに対応して立案し、実施する監査手続きをいう。

リスク評価手続の結果に基づきリスク対応手続を計画、実施するという関係にある。

すなわち、リスク評価手続きの結果、アサーションレベルの重要な虚偽表示リスクを高いと評価した場合、監査リスクを一定水準以下に抑えるために、発見リスクを低くしなければならないため、リスク対応手続きのうち、実証手続を厳格なものとして計画する。

逆に、固有リスクが高く、アサーションレベルの重要な虚偽表示リスクを低いと判断した場合、発見リスクは高くして良いが、内部統制に依拠することになるため、運用評価手続を厳格なものとして計画する。

くまお
くまお

なげーよ!!

はい、長いですね(笑)

 

これでだいたい解答欄10行くらいですが、ここまでガッツつり書かせる問題は少ないでしょう。

 

でもこれだけ覚えることでリスク評価手続とリスク対応手続の関係性に関する理解は相当深まります。

 

僕の経験上、事例問題で変なのが出ても結構こういう基礎的な論点をベースに記述することでそこそこ点数を拾うことができています。

 

基礎的な論点の覚え方

 

さきほど基礎的な論点はしっかり覚えると言いましたが、個人的には丸暗記はおすすめしません。

 

そこで冒頭でお話した「要約」の出番です。ようやく。

 

くまお
くまお

・・・・つまんないぞ

・・・

例題の要約

 

もしかしたら天才的な記憶力の持ち主がいて、すべての論点を丸暗記して合格!なんてパターンもあるかもしれません。

 

ですが、そういう特殊な人は除外して話をさせてくださいね(笑)

 

基本的に全てを丸暗記するのは不可能ですし、仮にできたとしても普通は膨大な時間がかかる上に理解が深まらずあまり意味がありません。

 

では先ほどの例題のようなもののを僕が覚えた方法をお話します。

 

まずはざっくり定義を覚えます。

 

ちなみにすべてテキストの余白に書くことで、狭い隙間に必要な情報を抽出(要約)せざるを得ない状況が作り出せます。

さらに、学習をすべて1冊のテキストで完結させられるのでとても効率的だと僕は思っています。

 

定義
リスク評価手続:RMM※1を識別・評価する
リスク評価手続:識別したRMMに対応し手続を立案・計画する

 

関係
評価結果(リ評)計画実施(リ対)
RMM高    DR※2低(実証厳格)
RMM低    DR高(統制依拠→運用厳格)

※1 RMM:重要な虚偽表示リスク
※2 DR:発見リスク

こんな感じでテキストに記載しておきます。

 

あとはこれが出題されたら、この通りに論述すれば良いのです。

 

特に関係のところを見てください。

ほぼすべての情報が網羅されています。

 

先ほどの長々とした回答が以下のように随分とスリムになりますね。

リスク評価手続=評価する
リスク対応手続=リ・評に対応する

RMM高なら
発見リスク低くする必要
=実証手続厳格化

RMM低なら
発見リスク高くてOK
=運用評価手続厳格化(内部統制依拠)

 

どうでしょう?

 

なんとなく行けそうな気がしてきましたよね?

 

多分これだけで先ほどの問題なら7割〜8割はまず取れると思います。

 

とにかく必要な情報だけを抜き出してテキストの余白にさらっと書いてあげるんです。

 

これだけでテキストがどんどん資産としてあなたの成績を押し上げる役目を果たしてくれますよ!

 

便利な監査人の対応フローチャート

 

「〜監査人の対応を述べよ」

 

という問題。

 

僕は予備校講師でもないので満点の回答は知りません。

 

でもこの虚偽表示があった時の監査人の対応系の問題って基本瞬殺なんですよね。

 

どうしたら良いか知っているだけで楽勝です。

 

このように監査人の対応に関する問題が出たら僕が必ず答えていたのが「意見への影響の過程」です。

 

論述の基本構成は以下の通りです。

1.集計
2.指導的機能発揮
3.重要性判定
4.批判的機能発揮

 

ゴールは批判的機能の発揮(意見)ですよね!

 

基本構成を抑えたらその中身に進みます。

 

(集計)

明らかに軽微なもの以外集計

 

(指導的機能)

適切な階層の経営管理者に報告・修正依頼

修正された場合:特段対応不要
修正されない場合:次へ進む

 

(重要性の判定)

1.修正しない理由を聞く
2.重要性の基準値と比べる

重要性がない場合:無限定適正意見
重要性がある場合:次へ進む

 

(批判的機能)

重要性広範性の判断をする

重要かつ広範:不適正意見
重要なだけ:意見除外付した限定付適正意見

 

この流れを覚えればどんな問題にも対応できます。

 

あとは解答欄の行数を見て無限定について端折るとか、適宜対応していきます。

 

常に全部書けば良いわけではないので、ご注意下さい!

 

なお、普通は不適正意見のルートを進みます。

 

論文式の監査論とはそういうものなんです。

 

気軽に無限定のルートは歩めません(笑)

 

僕の印象ですが、この手の「監査人の対応」は頻出問題なのに、きっちり論述出来る人が本当に少ないです。

 

このフローチャートさえ覚えればこの手の問題はどんなに手を替え品を替え出題されてもかなりしっかり抑えられます。

 

前提は違えどゴールが一緒だからです。

 

出題された事例の虚偽表示が重要性の基準値以下なら無限定。

 

重要性の基準値以上なら広範なら不適正、そうでなければ限定付適正。

 

と書くだけの事です。

 

僕はこの方法を実践してからかなり楽して点は稼げました。

 

このフローをたまにさらっと眺めるだけの作業です(笑)

 

もちろん100%の保証は出来ませんので、模試等で試してみてくださいね!

最後に・・・

 

短答式試験では尋常じゃないくらい苦手だった監査論ですが、このように「要約」と「使い回し」で科目合格出来るレベルに達しました。

 

たしかに最初に回すテキストをガッツリ作り込むのは手間のかかる作業ですし、みんなやりたくありません。

 

でもそうやって最初にしっかり作り込む事であとは比較的楽に点数を維持できます。

 

その余った時間で苦手論点を詰めるもよし、たまには気分転換に遊ぶもよしです!

 

監査論は実務経験がないとイメージが難しくコスパが悪いと言われる科目ではありますが、一応監査が仕事なので少し頑張るだけでも違って来ると思います。

 

僕自身、監査論は得意だったものの、しばらく働いてようやく1年の流れや、監査のあり方的なものがわかるようになって来ました。

>>公認会計士の繁忙期は毎日終電って本当?僕の1年間の仕事の流れ。

 

ちなみに監査・企業・財務の理論は最初にどれだけ作りこむかがその先を決めるといっても過言ではありません。

 

これらの記事も参考にしていただければと思います。

>>公認会計士論文・財務理論の勉強法!苦手なら概フレから始めるべき理由

>>企業法は公認会計士試験の鬼門!?僕がやった勉強法

 

あなたの勉強に少しでも僕の経験が役立てば幸いです!

 

勉強の役に立つ教材を紹介します。

 

定番中の定番ではありますが。。。

 

僕は基本的には予備校のテキストで事足りる派ですが、やっぱり例題も色々見ておくと役に立つことがありました。

 

回すテキストを完成させてから余裕があればパラパラめくるように1冊持っていても良いと思います。

頑張って合格を目指してくださいね!!

 

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>>公認会計士のメリット!僕が会計士になって良かったと思う7つの理由

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