簿記3級の勉強法

簿記3級に受からない6つの原因!落ちる人の共通点と対策

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こんにちは、公認会計士ひでともです。
本日もありがとうございます!

さっそくですが、このブログを今読んでくださっているということは

  • 簿記3級に受からないor受かる気がしない
  • これから簿記3級を受けるけど受かるか不安

 

こういう悩みを持った方だと思います。

そこで今日は、簿記3級に受からない6つの原因と対策についてお話していこうと思います。

なかなか合格できない人には、だいたいこの6つの特徴が当てはまるので、この記事を読むことでどこに気をつけるべきか?がわかるようになると思います。

 

 

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簿記3級に受からない6つの原因!落ちる人の共通点と対策

簿記3級に受からない6つの原因!落ちる人の共通点と対策

では、さっそくお話していきます。理由は6つです。

それぞれの原因別に「対策」についてもお話していますので、サクサク読み進めていただけると思います!

【原因1】単純に勉強時間が足りていない

 

簿記3級に合格するには、だいたい50時間〜100時間程度の勉強時間が必要と言われています。

資格スクールなどでやる簿記3級講座の授業時間は、おおむね10〜20時間程度です。

 

とすると、授業時間だけでは全く学習時間が足りないことになります。

簿記は、これまで義務教育なんかを通じで学んできたこととは毛色の違う内容です。

 

このため、簿記3級に合格するためには、反復練習が必須。

そうすると、独学にせよ資格スクールに通うにせよ、講義を受ける1回目の学習だけでは流石に合格するのは難しくなります。

 

対策:良いから、とりあえず勉強しよう!

対策というよりも、純粋に勉強しましょうね!ということになります。

合格に必要な勉強時間は50時間~100時間ですので、まずは週12時間(1日2時間✕6日)で1ヶ月というのが目標でしょうか。

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【原因2】簿記3級の学習内容への理解不足

 

簿記3級くらいの内容だと、割と暗記ゲーだと思ってとにかく頭に叩き込んで乗り越えようとする人が一定数現れます。

たしかに暗記ゲーのように思えるかもしれませんが、全てを暗記するのは不可能です。

 

私は公認会計士ですが、3級の範囲を全て暗記しているか?と言われるとおそらくNOです。

それでも10年以上前に受けた3級に、今でも確実に受かります。

 

それは簿記というものを理解しているからです。

もちろん会計士になるまで勉強したという積み重ねがあるのは事実ですが、この文脈では「暗記」ではないということが伝われば良いなと思ってます。

 

対策:なぜ?を常に意識する

暗記をしようとすると、「なぜそうなっているのだろう?」という感覚を失ってしまいます。

このため、暗記しようという方向ではなく「なぜ?」という気持ちを持って勉強するのがおすすめです。

 

資格スクールを受講している場合には「なぜ?」の部分を講師の方が丁寧に教えてくれるので効率的です。

一方で、独学でということになると、なぜ?の答えが見つからなかったり、見当違いの理解をしてしまうリスクがあります。

 

【原因3】勉強方法が間違っている

 

勉強方法がそもそも間違っているというのも、簿記3級に受からない原因です。

暗記ゲーではないと言いましたが、用語や計算方法(公式)のように最低限の暗記は必要です。

 

ただし、

  • テキストをひたすら読み続けている
  • 問題を解く練習しかしていない

こういった偏った勉強方法では受かりません。

 

対策:テキストと問題は常に行ったり来たりする

テキストを読んで、問題を解いて、テキストに戻り、、、

こういった具合に両方を交互に行き来する勉強方法を採用しましょう。

わからない問題はいきなり答えを見てみるというのもじつは効果的だったりします。

 

わからない原因は、①知らない②知っているが思いついていないの2択であることが普通です。

①であれば、考えても答えが出ません。解答を見て、テキストを確認するのが良いです。

②も同じで、考えても答えは出にくいです。こちらも解答を見て、なぜそれに気が付かなかったか?を考えるのが良いでしょう。

 

【原因4】仕訳をおろそかにしている

 

仕訳を切る練習を疎かにしているのも、簿記3級に受からない人の特徴です。

簿記とは結論から言えば、仕訳を切れなきゃ始まらないわけです。

 

テクニック論に固執したり、電卓だけ叩いて答えの数字と合うことだけを確認するという勉強方法を最初からすると、仕訳を切る習慣が身につきません。

よほどの天才や秀才でない限り、ちゃんと仕訳を切る癖をつけましょう。

 

対策:頭に自動で浮かぶまで仕訳省略NG

原因ですでにお話していますが、仕訳を切る癖をつけましょう。

仕訳を切らずに電卓を叩いて良いのは、頭に仕訳が浮かぶレベルになってからです。

ちなみに会計士でも実務上、仕訳を切って取引を整理することはよくあります。

会計処理とは所詮は仕訳の集まりですから、仕訳を切ることで複雑に絡まった取引を整理できるようになります。

 

【原因5】問題文をちゃんと読んでいない

 

これは試験中の話です。

ちゃんと問題分を読まずに早とちりで誤答をする人が多いです。

 

仕訳の問題であれば、勘定科目の候補から選んで回答してくださいというもので

候補は「売上高」となっているのに、「売上」と書いてしまうみたいな。

 

簿記3級に限った話ではありませんが、割とよくある話です。

特にいつも同じように出題されるという思い込みがあると、問題文を読み飛ばす傾向が強くなります。

 

対策:どう引っ掛けてくるかな?の気持ちをもつ

「問題文をちゃんと読みましょう」というのが対策ですが、それができりゃ苦労はしないわけです。

ではどうするか?というと、「どうやって引っ掛けてくるかな?」という気持ちを持って普段から練習問題を解くのが重要です。

 

よくある例が単位が千円になっている、みたいなケースです。

簿記3級だとあまり、ひっかけ問題は出にくいですが、「ここってもしこうやって出題されたら、うっかり間違えそう・・・」そういう気持ちを持って問題を解くのがおすすめです。

 

【原因6】解けない問題にこだわり過ぎている

 

最後がこれ。

これも試験中の話ですが、解けない問題にこだわり過ぎているというのも不合格の原因です。

60分の試験時間で、全問に目を通して解かなければいけません。

 

特定の問題にこだわりすぎたりすると、他の問題、特に少し考えれば簡単に解ける問題を解く時間がなくなってしまいます。

 

対策:解かない問題を決めておく

僕の場合には、当期純利益は全部解いて時間が余らなければ出さないと初めから決めていました。

ただ、解けない問題にこだわるのを辞めるのも結構難易度は高いです。

 

試験に受かるためには、1点でも多くほしいのに、その問題を切り捨てることになるからです。

ただ、よくよく考えると、その1点に固執して後の5点10点を失うほうが損。

こういう気持ちを併せ持つのも良いですよ!

 

簿記3級に受からない6つの原因!落ちる人の共通点と対策【まとめ】

  • 原因1:単純に勉強時間が足りていない
    →勉強しよう!
  • 原因2:簿記3級の学習内容への理解不足
    →なぜ?を常に意識しよう
  • 原因3:勉強方法が間違っている
    →テキストと問題をいったり来たりしよう!
  • 原因4:仕訳をおろそかにしている
    →頭に自動で仕訳が浮かぶまで仕訳省略NG
  • 原因5:問題文をちゃんと読んでいない
    →どう引っ掛けてくるかな?の気持ちを持つ
  • 原因6:解けない問題にこだわり過ぎている
    →解かない問題を決めておく
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