簿記3級の勉強法

【簿記3級】電卓おすすめ3選!絶対必要なので選び方11選を公認会計士が教えます

スポンサードリンク
スポンサードリンク
【PR】当ブログの記事はプロモーションを含みます

 

こんにちは、公認会計士ひでともです。

このブログを開いてくださったあなたは、これから簿記3級の学習を始めようと思うけど、電卓ってどうしたら良いんだろう?とお悩みですよね?

  • 色々ありすぎてよくわからん
  • 安い電卓じゃダメなの?
  • どんな電卓がオススメなの?

こういったよくわからない点について、現役公認会計士の僕が「これなら良いよ!」というオススメ電卓をご紹介します。

また、人に勧められた電卓は嫌だ!

という方のために、こういう基準で選ぶと良いですよ!ってポイントを11個お伝えします。

ひでとも
考えるのが面倒ならおすすめを買っても良いですし、じっくり選びたいのであれば、その指針になると思います。

 

 

 

スポンサードリンク

【簿記3級】電卓おすすめ3選!絶対必要なので選び方11選を公認会計士が教えます

簿記3級の学習にあたって避けては通れないのが「電卓選び」です。

公認会計士として受験生時代から、かれこれ10年以上電卓を使ってきた僕が、おすすめの電卓と選び方の11のポイントをお伝えします!

 

おすすめの電卓3選

 

結論、この3つあたりから選んでおけば間違いありません。

CASIO製 ND-26S プロ用実務電卓(ソフトケース付) (日本電卓技能検定協会推奨電卓、簿記検定推奨品) 

シャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942X

カシオ 本格実務電卓 12桁 グリーン購入法適合 デスクタイプ DS-12WT-N

経理の実務上はPCがあるので電卓の重要度は下がりますが、資格試験の世界では非常に重要なアイテムです。

安い電卓だと簿記向きの機能が不足しているケースがほとんどです。

今後簿記2級など、より上位の資格を目指すときには結局買い替えが必要になることを考えると、ちょっと高くてもこの3つから選んでおけば困りません。

ちなみに「シャープEL-N942X」は、わたしも使っている電卓で、「CASIO ND-26S」は私の同期が何人か使っている電卓です。

会計士が使っている電卓なので、信頼性は抜群です。

 

【簿記3級】電卓のおすすめの選び方11選

さて続いては電卓の選び方です。

 

おすすめの電卓は分かったけど、自分でじっくり選びたいんだよ!

 

そういうあなたのために、どういう電卓を選ぶべきかという電卓の選び方を伝授します!

電卓本体の外装の観点と、機能の観点の2つに分けてお話していこうと思います。

 

1.電卓の大きさは手のひらサイズ!【外装編】

まずは電卓の大きさです。

ひでとも
案外大きさは重要な要素なので、馬鹿になりません。

 

使いやすい電卓は中くらいのサイズで、18cm、横11cm程度のものがちょうど良いです。

 

小さ過ぎると叩きにくくて非常に不便な上に、間違って違うところを押してしまう可能性があります。

逆に大き過ぎるとかさばって持ち運びが不便です。

 

簿記の試験会場によっては、机が狭かったりするので、デカい電卓は邪魔です。

 

2.キーの押しやすさと反応の良さ【外装編】

簿記3級は、時間内にかなりの量の問題を解かなければなりません。

そしてその大半が計算問題であるため、電卓をひたすら叩くことになります。

 

特に1,000円以下の安い電卓に多いのですが、

  • キーが引っかかる感じがする
  • 反応が悪く、叩いたのに数字が出ない

こういったマイナートラブルが多発します。

これはかなり困るので、キーの押しやすさと反応の良さは重視した方が良いです。

 

3.表示桁数は12桁にしておく【外装編】

簿記が扱うのは会社の数字です。

このため、出てくる数字の桁数は日常生活で必要な数字よりも随分と大きな数字になります。

 

10桁の電卓では、桁数が足りなくなるリスクが非常に高いので12桁にしておくと安心です。

 

12桁あればまず桁数が足りないと言うことはなくなります。

 

ちなみに中くらいのサイズの電卓であれば、だいたい12桁なのでこのサイズを買うのであれば桁数の心配は無いと思います。

ただ、念のため表示が何桁かは確認した方が良いでしょう。

 

4.滑り止めのゴムがついているもの【外装編】

電卓をそれなりのスピードで叩く場合、少しずつずれていってしまいます。

これを避けるため、裏に滑り止めがついているものが良いでしょう。

 

ただ、大半の電卓には滑り止めのゴムやシリコンが裏に貼り付けてあります。

 

このため心配する必要はありません。

 

5.チルトディスプレイ【外装編】

平らな電卓だと液晶画面に光が反射して見えづらくなるという問題が起きることがあります。

特に最近は室内の灯りはLEDのため、光が強いことからこういった悩みが起きやすくなっています。

 

このため、少し画面が自分の方へ立っているタイプの電卓を選ぶとこの様な微妙なトラブルを避けることができます。

まあこれは見る角度を変えれば良いだけの好みの問題なので、そこまで重要ではありません。

 

6.サイレント機能【外装編】

電卓を叩く時のカタカタという音が気になる方向けの機能です。

 

試験会場だけでなく、静かなスペースで勉強している際に

カタカタカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

と響かせるのが嫌な方は、サイレント機能が付いている電卓を選ぶと良いと思います。

気にしない人は全く気にしないので、これも好みの問題ではありますが・・・

 

7.メモリー機能・グランドトータル機能が付いているか?【機能編】

メモリー機能とは、特定の数字や計算結果を一時的にほ保存しておく機能のことです。
この機能は、複数の計算を進める簿記においては必須の機能と言えます。

 

また、グランドトータル機能とは、複数の計算の結果の合計値を算出してくれる機能です。
メモリ機能の「M+」があれば代用可能なので、なくてもOKです。

 

これらの機能の有無は、カタログや説明書で確認することが可能ですが、見た目から一発で判断する方法があります。

 

メモリ機能については、電卓に「M+」「M-」といったボタンがあればメモリ機能ありと判断してOKです。

また、グランドトータル機能も、「GT」というボタンがあれば、機能ありと判断できます。

 

8.キーロールオーバー機能【機能編】

キーロールオーバー機能とは、

あるキーを押したまま、ボタンから指が離れていない状態で次のキーを押した際でも、次のキーが押されたと認識される機能です。

 

簿記のように電卓の早打ちが求められる試験において、この機能は重要です。

 

最初の頃、電卓を叩く速度が遅いうちは全く気にならないかもしれません。
しかし、なれてきて早くなってくると、指の速度に電卓がついてこられなくなります。

 

これは相当なストレスなので、絶対にキーロールオーバー機能付きのものにしましょう。

 

9.日数計算・税金計算【機能編】

日数計算や税金必須の機能と言えます。

この日数計算という機能を使う場面は、利息などの日割り分を計算したりする時です。

 

利息だと分かりにくいので、家賃で例えると

 

月額8万円の物件に4月15日に入居した場合、家賃は15日〜30日までを支払います。

この際の15日〜30日までが、何日あるか?を計算するためのものです。

1ヶ月であれば良いですが、数ヶ月にわたる場合には月によって30日の日もあれば、31日の日もあります。

 

暗算をすると時間がかかるため、こういった機能がついているわけです。

 

ちなみに簿記の試験で税金計算を使う機会は少なめです。

税金とは消費税の事です。消費税の税抜金額と税込金額を計算出来る機能ですが、試験上はあまり使いません。

 

実務上はあると便利なので載せておきました。

 

10.禁止機能がついていないこと【機能編】

禁止機能がついていないのは超重要です。

試験において、使用が禁止されている機能というものがあり、この機能があると即失格(or電卓没収)になります

例えば・・・

  • 印刷機能
  • 音が出る機能
  • プログラム機能
  • 記憶機能
  • 辞書機能

こういった機能です。

 

簿記の試験において電卓没収とは、すなわち不合格を意味します。

暗算の達人でもない限り、とてもじゃないですが計算が追いつきません。

 

通常の電卓にはこういった機能は滅多についていないので問題ないとは思いますが、念のため購入前に確認が必要です。

 

11.アンサーチェック機能【機能編】

僕はあまり使ってない機能なので必須機能とは言えませんが、アンサーチェック機能もあると便利ですね。

 

アンサーチェック機能は再計算をした時に、1回前の計算の結果と一致しているかを確かめてくれる機能です。

計算ミスや入力ミスに気が付くことができる、有益な機能です。

 

あくまでも前回の結果と照合するだけなので、使い方には注意しましょう。

 

安い電卓で簿記3級を受けてはいけないのか?

安い電卓で受けても別に良いと思う(一定条件あり)

ここまで読んで頂いたあなたであれば、なんとなく安い電卓のデメリットはご理解いただけたと思います。

 

しかしながら、それでも世の中には安い電卓というものはたくさん存在しています。

シャープの電卓でも1,000円以下で購入できるわけです(10桁ですが)。

 

シャープ カラーデザイン電卓 10桁表示 ネイビー系 EL-M335-KX

 

すると「安い電卓で簿記3級を受けてはいけないのか?」という疑問が生まれます。

 

ひでとも
まあ結論から言えば「別に安い電卓でも良いんじゃないの?」と僕は思います。

 

ただし、次のような人は安い電卓を買うと結局買い換えすることになり、損をすることになるので注意してくださいね。

安い電卓が向かない人

  1. 簿記2級以上のより上位の資格(※)の第一歩として受検する人
  2. 経理や会計といった実務で使用する予定の人
  3. 使い勝手の悪い電卓は嫌という人

 

安い電卓は良いけどおしゃれな電卓は絶対にやめておけ

ここまで、安い電卓でも良い人というものについてお話してきました。

一方でデザイン性の高い「おしゃれな電卓」というものも存在しています。

 

「おしゃれな電卓は絶対にやめておけ」

これが僕の見解です。

 

理由は単純「めちゃくちゃ使いづらいから」

 

電卓というものは機能性が最も重要な部分であり、各社のデザインはそれに最適なデザインで作られています。

一方でボタンをおしゃれにしたり、キー配置をおしゃれにするということは、「機能性を捨てる」ということにほかなりません。

 

自宅で人差し指一本で家計簿をポチポチつけるんであればデザイン性重視のおしゃれ電卓で全然OKだと思います。

一方で5本の指を使ってバチバチ打って行くのには絶対的に不向き。

 

簿記の試験の合格を目指すのであれば、おしゃれさより機能性を重視しましょう!

まとめ

■おすすめの電卓3選

  1. CASIO製 ND-26S プロ用実務電卓(ソフトケース付) (日本電卓技能検定協会推奨電卓、簿記検定推奨品) 
  2. シャープ 実務電卓 ナイスサイズタイプ EL-N942X
  3. カシオ 本格実務電卓 12桁 グリーン購入法適合 デスクタイプ DS-12WT-N

■選び方【外装編】

  1. 電卓の大きさは手のひらサイズ!
  2. キーの押しやすさと反応の良さ
  3. 表示桁数は12桁にしておく
  4. 滑り止めのゴムがついているもの
  5. チルトディスプレイ
  6. サイレント機能

■選び方【機能編】

  1. メモリー機能・グランドトータル機能が付いているか?
  2. キーロールオーバー機能
  3. 日数計算・税金計算
  4. 禁止機能がついていないこと
  5. アンサーチェック機能

 

こちらの記事で「簿記3級に受からない6つの原因!落ちる人の共通点と対策」について書いています。

これから簿記を勉強する場合に、どんな人がよく落ちるのか?を知っておいて損はないと思います。

スポンサードリンク
スポンサードリンク

-簿記3級の勉強法