会計士の勉強法・マインド

財務理論 第8回 概念フレームワーク(比較可能性・内的整合性)_ざっくり勉強法

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こんにちは、公認会計士ひでともです。

僕が会計士を目指した際に、解答を覚えるために行った「要約」を公開します。

ひでとも
なぜ僕が要約した理解&暗記を重視しているのかは、こちらです
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構成は、まずは問題文とこれに対する解答例を記載し、実際に僕が記憶する際にどのような要約方法をとったのかを記載していきます。

公認会計士試験合格を目指した際に、完全な暗記ではなく「点を稼げる暗記」という方針をとったため、解答例を少しアレンジしたりしていますが、会計士試験に合格するための理解や大枠としての理解としては十分だと思っています。

この方法で、僕は論文式試験の全国模試で財務理論の一部で20位以内をとり、また全科目の順位も同じ教室内で常に上位を維持していました。記憶に対する努力量に対してコスパの良く、それなりに効果のある学習方法だと思っています。

それでは、さっそく本題に入りたいと思います。

 

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1.概念フレームワーク_比較可能性・内的整合性(問題と回答)

問題と回答

【問題】比較可能性・内的整合性

比較可能性に関する以下の各問に答えなさい。

(1)比較可能性について説明しなさい

(2)比較可能性を担保するために、以下の①と②についてどのように会計処理を行うべきか

①固定資産の割賦購入取引とファイナンスリース取引

②不動産販売業が販売目的で保有する建物と使用目的で保有する建物

(3)内的整合性について説明しなさい

【解答例】

(1)比較可能性の意義

比較可能性とは、同一企業の会計情報を時系列で比較する場合、あるいは、同一時点の会計情報を企業間で比較する場合、それらの比較に障害とならないように会計情報が作成されていることを要請するものである。そのためには、同様の事実(対象)には同一の会計処理が適用され、異なる事実(対象)には異なる会計処理が適用されることにより、会計情報の利用者が、時系列比較や企業間比較にあたって、事実の同質性と異質性を峻別できるようにしなければならない。

(2)比較可能性が問題となる具体例

①の場合には、経済的実質が同様のため、実質を優先していずれも購入の処理を行うことになる。

他方、②の場合には、法的形式は同様だが、経済的実質が異なるため、前者は棚卸資産として処理し、後者は固定資産として処理することになる。

(3)内的整合性

一般に、ある個別の会計基準が、会計基準全体を支える基本的な考え方と矛盾しないとき、その個別基準は内的整合性を有しているという。そのように個別基準が内的に整合している場合、その個別基準に従って作成される会計基準は有用であると推定される。

【出典:「財務会計の概念フレームワーク」第2章 本文9項】

2.概念フレームワーク_比較可能性・内的整合性(要約)

 

ひでとも
この論点について、僕は次のように覚えました。また、解答の正確な要約というより、別の角度からの出題に対応できるようなイメージで要約しています。

要約

【要約】比較可能性・内的整合性

(1)比較可能性

同一企業の時系列比較・同一時点の企業間比較できる必要がある。

同質性と異質性を峻別する必要がある。

(2)比較可能性が問題となる具体例

経済的実質が同じ⇒同じ処理

経済的実質が異なる⇒異なる処理(法的形式が同様でも)

(3)信頼性

「個別の会計基準⇔会計基準全体の考え方」⇒矛盾していないなら、内的整合性あり⇒内的整合=財務情報は有用

(※)略語・用語の意味

要約で使用している略語や用語の意味です。

こちらは、一般的な略語・用語もありますが、僕が記憶する上で覚えやすいようにしているものも含まれます。

なし

 

3.要約のポイント

比較可能性の要約論点は簡単で、時系列比較と企業間比較という一般的な比較と、取引を並べたときに経済的実質で処理をそろえる点です。また、内的整合性は文字通りなので要約する要素は少ないですが、会計基準全体としての考え方と相反する基準はNGだよというです。

会計情報の質的特性については、これまで何度も以下の図を差し込んでいますが、この図のイメージで理解しておくと良いです。

 

4.利用上の注意点

本要約は、僕が会計士試験合格を目指していた2013年~2015年頃の基準に基づいて作成しています。公開の主要な目的は、試験勉強時にどのような要約をすべきなのかという点の共有です。この辺りは予備校では細かく教えてもらえておらず、僕が独自に行ったノウハウなので、その点だけご留意いただいてご自身の勉強に活かしてください。

最新の会計基準に対する要約は、必要に応じて別途公開していく予定ですのでご承知おきください。

 

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