こんにちは、公認会計士ひでともです。
いつもありがとうございます!
大学生の中には、簿記3級合格を一つの目標としたり、その先にある2級・1級、さらには公認会計士や税理士といった上位資格の合格を目指す人もいると思います。
しかし、全く勉強したことがないと「資格スクールの講座を受講すべき」なのか、「独学でも合格を目指せるのか?」判断がつかないといった悩みもあるケースが多いのではないでしょうか?
そこで、本記事では大学生が簿記3級を独学合格することを念頭に、いつから勉強すべきなのか?必要な学習時間、学習方法・スケジュールなどについてお話して行こうと思います。
簿記3級に大学生が
- そもそも独学合格「できるのか?」
- 独学合格するためには「いつから勉強すべきか?」
- 独学合格するために必要な「学習時間とスケジュール」
- 独学合格する「難易度が意外と高い理由」
- 独学合格するための「効率的な勉強方法(公認会計士流)」
- 独学合格するために「最低限必要なもの」
では、さっそく本題に移ろうと思います。
【簿記3級・大学生】独学で勉強するだけで合格できるのか?
まず、一番気になることは「簿記3級にそもそも独学合格は可能なのか?」という問題です
独学合格ができないような資格試験だったら、ちょっといきなり受けるのは厳しいかな・・・
そう思う人だっているはずです。
では結論から言うと、「独学合格は可能」です。
これまで接してこなかったような試験内容のため、知らない用語が多く出てくる印象があるので独立合格は難しいのでは?と思われがちですが、実はそうではありません。
簿記3級は簿記という学問の言わば入門資格で、直近5回の合格率の平均は36%程度ですので一般的な大学生であれば、十分に独学合格が可能なレベルの試験です。
回 | 受験者数(申込者数) | 実受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|
162(2022.11.20) | 39,055名 | 32,422名 | 9,786名 | 30.2% |
161(2022.6.12) | 43,723名 | 36,654名 | 16,770名 | 45.8% |
160(2022.2.27) | 52,649名 | 44,218名 | 22,512名 | 50.9% |
159(2021.11.21) | 58,025名 | 49,095名 | 13,296名 | 27.1% |
158(2021.6.13) | 58,070名 | 49,313名 | 14,252名 | 28.9% |
出典「日本商工会議所 簿記3級受験者データ」より
独学のメリット
簿記3級を独学で勉強するメリットは、主に2つあります。
メリットの1つ目は、資格スクールなどに通うのと比較してコストが安く済む傾向にある点だといえます。
資格スクールへ通うと、スクールにもよりますが1~3万円程度の費用がかかる場合もあったりします。
そういう意味では、独学の場合にはテキスト代と問題集代程度ですので2~3,000円程度と、コスト面では独学に軍配があがります。
メリットの2つ目は、自分のペースで学習できる点です。
簿記3級という試験は、すでにお話した通り簿記の入門的な位置づけの試験です。
このため、大学生以外にも経理担当者などが仕事のために受験する傾向がありますので、「自分のペースで仕事の合間に・・・」といった人もいるでしょう。
だとすると資格スクールなどに通うことで、スケジュールを良くも悪くも強制されるため、そういうことに抵抗感がある人にはメリットと言えます。
独学のデメリット
では、独学のデメリットは何でしょうか?
独学のデメリットは主に2つあります。
デメリットの1つ目は、モチベーションを保って勉強するのがしんどいという点です。
これはメリット2の裏返しではありますが、自力でモチベーションを保って勉強するのはそれなりに大変なことです。
自力でガンガン勉強ができるという自信があっても、強制力がないとちょっとしたことでサボってしまう・・・。こういうことはよくあります。
ですから、モチベーション維持が難しいというデメリットにつながるわけです。
デメリットの2つ目は、理解するのに時間がかかる・誤った理解で進んでしまう可能性があるという点です。
簿記は、これまで義務教育などで学習してきた内容とは大きくことなるものです。
知らない言葉や概念が新たに出てくるので、理解するのに時間がかかったり、誤った理解で進んでしまう可能性が高くなります。
講師の説明を聞けば簡単に「なーんだ、そういうことか」と理解できたりすることってよくあると思いますが、それを自力で考えるとなると結構手間です。
また、簿記2級などの上位資格へ進んでいくにあたっても、変な理解のまま進むのは結構なリスクです。
そういう意味では、独学にはデメリットもあるといえます。
【簿記3級】大学生が独学合格するにはいつから勉強すべきか?
さて、ここまでで独学合格はできるのか?や独学のメリット・デメリットについてお話してきました。
ここからは、実際に大学生が独学合格をするためには「いつから勉強すべきなのか?」についてお話していこうと思います。
まずは試験の日程確認!簿記3級の試験は年3回
まずはあなたが受検する予定の試験日程の確認をしましょう。
日商簿記3級は、2月・6月・11月と、年に3回試験が実施されます。
直近の試験スケジュールだと、次のような開催スケジュールでした。
回 | 実施日 |
---|---|
160回 | 2022年2月27日(日) |
161回 | 2022年6月12日(日) |
162回 | 2022年11月20日(日) |
2月は第4日曜日、6月の第2日曜日、11月の第3日曜日となっています。
概ねの実施時期を把握したら、まずは自分が目標とする試験日程を見定めましょう。
試験日程は商工会議所のHPで公開されているので、簡単に調べることができます。
【簿記3級・大学生】余裕をもって独学合格したければ2ヶ月前から勉強開始
余裕を持って合格したい場合には、2ヶ月前から学習するのがおすすめです。
2月試験を目指すのであればその前年の年末頃から年明けにかけて、6月試験を目指すのであれば3月末から4月はじめごろ、11月試験を目指すのであれば9月頃といった具合です。
実施時期 | 勉強開始(2ヶ月前) |
---|---|
2月下旬 | 12月中旬~年明け |
6月上旬 | 3月下旬~4月上旬 |
11月中旬 | 9月上旬~中旬 |
【簿記3級・大学生】独学合格するなら1ヶ月前からでも可能(ちょっと大変)
大学生は、社会人と比較して時間の余裕があるので、1ヶ月前から学習を開始しても、合格することは可能です。
ただし独学のためちょっと大変です。
さくさく勉強していく必要があります。
2月試験なら1月下旬、6月試験なら5月のGW頃、11月試験なら10月中旬頃です。
大学生の場合、1月下旬ごろは年度末試験があるため、時間的にも若干厳しいかもしれません。
だとすると6月、11月あたりが現実的かも?
実施時期 | 勉強開始(1ヶ月前) |
---|---|
2月下旬 | 1月下旬 |
6月上旬 | 5月上旬 |
11月中旬 | 10月中旬 |
【簿記3級・大学生】2週間前でも物理的には独学合格可能(超大変)
2週間で行けるのか?
結論、超大変だけど行けなくはない(おすすめは全くしません)。
こちらの記事で、どうやったら2週間でいけるのか?的な学習スケジュールを記載しています。
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簿記3級の勉強時間を最短(1〜2週間)にして合格する方法
こんにちは、公認会計士ひでともです。 簿記3級の合格に必要な平均勉強時間は50〜100時間と言われています。 出来るだけ最短で合格するためにはどうしたら良いのか?について考 ...
ただし確実に合格を取りに行くのであれば、2週間ははっきり言ってかなり厳しいです。
高確率で次の回の受検になるので、結果的に合格が遅くなる可能性が高いです。
2週間合格もできなくはないと思いますが、初学者なら大人しく1~2ヶ月は見ておきましょう。
【簿記3級】大学生が合格に必要な勉強時間とスケジュール
さて、試験日程とどの程度前から勉強を始めるかについてお話してきました。
ここでは、具体的に独学合格に必要な学習時間とスケジュールについて考えていこうと思います。
大学生が簿記3級に合格するのに必要な勉強時間は100時間
簿記3級の合格に必要な勉強時間は50~100時間と言われています。
大学生であれば、時間の捻出は比較的簡単なので100時間を目処に学習していくのが良いと思います。
勉強量の不足は不合格の元ですので、注意が必要です。このあたりの注意点はこちらの記事で解説しています!
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簿記3級に受からない6つの原因!落ちる人の共通点と対策
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大学生が簿記3級に合格するためのスケジュールは逆算方式
次に簿記3級合格を見据えたスケジュールについてです。
やはり合格を目指すのであれば、試験日をゴールとして何をいつやるかを逆算して考えていくことがとっても重要です。
- 総勉強時間は2ヶ月なので余裕を見て150時間
- ラスト1週間で予想問題を回していく
これを目標に各試験月ごとに考えると次の通りです!
2月試験の場合
時期 | 勉強内容 | 勉強時間 |
---|---|---|
最初の4週間(12月末-1月末) | テキストの読み込み(3周) | 60時間 |
次の3週間(1月末-2月中旬) | 過去問を解く(直近6回分) | 20時間 |
最後の1週間(2月中旬-試験日) | 予想問題集を解く | 20時間 |
6月試験の場合
時期 | 勉強内容 | 勉強時間 |
---|---|---|
最初の4週間(4月上旬-5月上旬) | テキストの読み込み(3周) | 60時間 |
次の3週間(5月上旬-6月下旬) | 過去問を解く(直近6回分) | 20時間 |
最後の1週間(5月下旬-試験日) | 予想問題集を解く | 20時間 |
11月試験の場合
時期 | 勉強内容 | 勉強時間 |
---|---|---|
最初の4週間(4月上旬-5月上旬) | テキストの読み込み(3周) | 60時間 |
次の3週間(5月上旬-6月下旬) | 過去問を解く(直近6回分) | 20時間 |
最後の1週間(5月下旬-試験日) | 予想問題集を解く | 20時間 |
【簿記3級】大学生向けの効率的な勉強方法(公認会計士流)
ステップ1.テキストの読み込み
まずはとにかくしっかりとテキストを読んでみましょう。
初めての内容の勉強でよくわからないことや抵抗感があるからこそ誰もがやりたがらないんですよね。独学で不合格になる人でよくある事例が、よくわからないまま時間だけが過ぎて試験が近づき
・過去問だけ解いてみる
・予想問題だけ解いてみる
これで試験に臨んでしまうわけです。
簿記3級はこれまでの勉強とは若干違う内容、用語が飛び交う世界ですから、最初にテキストをしっかり読み込むのが大事です。
簿記の基本は仕訳!仕訳をしっかり理解しよう!
簿記の基本は仕訳です。基本中の基本。
試算表だの精算表だの貸借対照表だの損益計算書だのといろいろと出てきますが、すべての根源は「仕訳」です。
仕訳を切らなければこれらの表たちは存在することはありません。
仕訳が制するものが簿記を制します。
各論点の仕訳はしっかり理解して、自分で切れるようになるまで勉強しましょう。
テキストは最低3周はしよう!
テキストを1周だけ読んですべてを理解することは不可能です。
1周回して過去問というのも手かもしれませんが、初めて勉強する場合には3周はしましょう!
特に2ヶ月前から勉強される方や、2級、1級、その先へ・・・とさらに先を目指している方には必須!
- 【1周目】サラッと流し見して簿記とはなにか?の全体像を把握
- 【2周目】しっかりと仕訳・勘定科目・総勘定元帳などの帳票類ができる流れを理解
- 【3周目】よくわからない論点を時間をかけてしっかり潰しこむ
こんな感じでガリガリすすめていきましょう!
ステップ2.過去問・予想問題を解く
1ヶ月程度でテキストを3回転させたらいよいよ実践!
過去問・予想問題を解くというステップです。
自転車の乗り方だけを覚えてもすぐに乗れないのと同じで、簿記もまた同じ。
- どんな問題が出るのか
- どのような出題形式だと間違えるのか
こういったことを自分なりに理解していくために過去問・予想問題を解いていきましょう!
過去問・予想問題は最低3回分は解こう!
個人的には直近3回分、さらに余裕があれば6回分やることをおすすめしています。
時間がない場合を除き、6回分もやると最近の試験傾向はほぼ網羅できるので、安心して試験に臨めます。
古い過去問(3年以上前)には注意しよう!
過去問とは言え、3年以上前の過去問には注意しましょう。
理由は簡単。古い試験の場合には今と出題範囲や形式が変わっていたりするので、実際の試験と異なる可能性があるからです。
直近2年分の6回くらいを目処に解いていくと良いでしょう!
過去問で間違えたところはどうする?
大抵の場合、過去問などを解いていくと最初のうちは間違える箇所が結構出てきます。
そんな場合には、次のように勉強するのがおすすめです。
- 間違えた箇所の解答・解説にプラスでテキストを見る
- どこで間違えたのかを特定し、電卓を叩いて確認
- 2~3日後にもう一度解いてみる
- 間違えた問題は3回以上繰り返す
ちなみに、解答を見て「あーわかった」と思っても実際には理解できていない、身についていないことが多いです。
このため必ず上記のステップを踏んで復習しましょう!
ステップ3.問題をスラスラ解けるまでひたすら回す
試験直前1週間は予想問題集などで、より実践的な学習をすることになります。
ここまでで到達しておきたいレベルは、問題を見たら「こうやって解けば良い」というのが無意識に思い浮かぶというレベルです。
もし間違えた場合には過去問のときと同じように、もう一度テキストと読み比べて確実に潰しこみましょう!
また、時間を測って解くのもとても大事です。
試験の時間配分を事前に考えておけば、当日も安心して解いていくことができます。
【簿記3級】油断大敵!大学生にとっても思ったよりも難易度が高い3つの理由
ここまでで簿記3級に大学生が独学合格するスケジュールや効率的な勉強方法についてお話してきました。
ただし一つだけ気をつけていただきたいことがあります。
それは、簿記3級って意外と難しいよということです。
ネットなどでは簡単とか言われますが、油断していると結構落ちます。
その理由は個人的には3つあると思ってます。
理由1.簿記3級の学習内容の特異性
最初の理由は、学習内容の特異性です。
そもそも用語が何言ってるかわかりません。
貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書
このあたりはわかる人はいるかもしれませんね。
じゃあ合計残高試算表、総勘定元帳、仕訳帳あたりはどうでしょう?
さらに売掛金、買掛金、受取手形、支払手形、減価償却とか
あと借方・貸方とかどうですか?
用語が分け分からないし、貸借という概念もよくわからない。
これまで義務教育や高校教育で勉強してきたものと全く異なる概念で学習が進んでいきます。
これが結構つまづくポイントで、何言ってるか理解するのに時間がかかる・新しい単語の理解で手間取るみたいなことが普通に起きます。
だからこそ油断してはいけないのです。
理由2.簿記3級は意外と学習内容が多い
つぎは簿記3級の学習量の多さです。
これが意外と多いため、「簡単簡単」と後回しにしてギリギリに勉強を始めると落ちます。
例えば僕がよくおすすめしている「スッキリうかる」シリーズですが、3級のもので256ページあります。
256ページっていうと厚さで3センチ弱です。
これ、初学者が試験ギリギリになって読み込める量でしょうか?
仮に読めたとして、読んだだけで受かることができるでしょうか?
ぶっちゃけ難しいと思います。
簡単と言われて油断していたらおもったよりも学習量が意外と多いので、時間が足りなくて・・・
といったことが起きやすいんです。
理由3.簿記3級の合格率は回によって結構ばらつく
合格率の部分を読んだ方であれば大方わかっているかもしれません。
もう一度出しますね。
回 | 合格率 |
---|---|
162(2022.11.20) | 30.2% |
161(2022.6.12) | 45.8% |
160(2022.2.27) | 50.9% |
159(2021.11.21) | 27.1% |
158(2021.6.13) | 28.9% |
出典「日本商工会議所 簿記3級受験者データ」より
過去5回の合格率で20%台~50%と合格率が回によってかなりばらつきます。
これは出題される内容や形式によるところが多いのですが、、、
何が言いたいかというと40~50%台のときに受かった人の「簡単だよ」は鵜呑みにしてはいけないわけです。
簿記3級は合格点を超えたら受かるという絶対評価の試験。上位何%が受かる試験ではないので、出題内容によってこのような結果になってしまいます。
だからこそ、場合によって20%台の回もあるわけなので、しっかりと全体をもれなく学習する必要があるんです。
これが意外と難易度が高いよと僕が言う所以です。
【簿記3級・大学生】独学合格に最低必要なものはこれ!
必要なもの①:電卓
これは簿記の試験を受験するには、必須中の必須アイテムです。
もちろん電卓なしでも受験することは可能です。
ただ、数千万、数億という金額規模を暗算に頼るのはさすがに厳しいですよね。
ということで、まずは電卓を用意しましょう。
基本的なスペックとしては、
- 12桁表示
- メモリ機能あり
というものであれば問題ありません。
ただ、試験中に持ち込めないタイプの電卓があったり、こういう機能まであると便利!という機能もあったりします。
そこで、どのような電卓を選ぶべきか?については、こちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。
-
【簿記3級】電卓おすすめ3選!絶対必要なので選び方11選を公認会計士が教えます
こんにちは、公認会計士ひでともです。 このブログを開いてくださったあなたは、これから簿記3級の学習を始めようと思うけど、電卓ってどうしたら良いんだろう?とお悩みですよね? 色々ありすぎて ...
続きを見る
特に、簿記3級を足がかりに2級、1級そして公認会計士・税理士とステップアップする可能性が少しでもあるなら、しっかりした電卓を購入しておくのがおすすめです。
必要なもの②:簿記3級のテキスト・演習問題
次に必要なものは、簿記3級のテキストと演習問題です。
テキストがなければ始まりません。
ただし、さまざまな出版社のテキストを買い漁るというよりは、わかりやすいテキスト1冊に限定してしまうのがオススメです。
簿記は、これまで義務教育や高校で勉強してきた内容とは大きく異なる概念の試験です。
このため、簿記3級合格を目指す上では簿記の根本的な仕組みや概念を理解する必要があります。
選び方のポイントとしては、
- 難しい言葉で書かれたテキストではないこと
- イラストで説明されているテキストであること
このあたりを意識して1冊を選ぶと良いと思います。
3級のテキストは種類が豊富でそれぞれに特徴もあります。
書店で手にとってあなた自身に合いそうなものを選びましょう。
ちなみに、個人的にはスッキリシリーズがおすすめです。
選ぶのがめんどくさいよって方は、スッキリシリーズを選べば、ほぼ間違いないですね
また、公認会計士の専門学校が無料で簿記3級テキストと講座を提供してくれるキャンペーンをやっていることがあります。
イラストたっぷりというわけではありませんが、そういうのを利用するのも一つの手です。
必要なもの③:簿記3級の予想・過去問題集
簿記3級の予想・過去問題集も合格には必須です。
- 今回どんな問題が出される可能性が高いのか?
- いつも出題される問題はどんなものかのか?
こういったことを知ることができるからです。
また、予想・過去問題集を選ぶポイントは2つ。
- なるべく問題数が多く解説が充実しているもの
- ネット試験に対応しているもの
です。
問題数は少なすぎても多すぎてもいけません。
10回以内くらいがバランスが良いでしょう。
また、ネット試験もありますので、ネット試験にも対応した形式のものがあると受験方法を選べるので便利です。
そして、問題集は本番さながらの緊張感でしっかりと時間を測り、集中できる環境で解きましょう!
間違えた問題は確実に解けるようになるまで復習するのがおすすめです。
問題集も何を選べば良いか、考えるのが面倒な方向けにスッキリシリーズを参考に出しておきます。
【簿記3級・大学生】てっとり早く合格したければ資格スクールに頼るのも手
さて、ここまでで大学生が独学合格する勉強方法やスケジュールについてお話してきました。
しかし、「やっぱり独学は怖い」という場合には資格スクールを受講するのも手段のうち。
フォーサイト
フォーサイトがおすすめの方は次の3つのタイプの人!
こんな方におすすめ
- 高い合格率の講座を受けたい人
フォーサイトの簿記講座受講生の合格率は86.5%と全国平均の4.14倍です!確実に合格を狙いたい方にはおすすめ! - フルカラーのテキストが良い人
よくある「theお勉強」といった白黒のテキストではなく、わかりやすいカラーのテキストが用意されています! - 短期合格がしたい人
短期間で合格するのに必要なことは、本試験で満点を取ることではなく合格点を取ること。それを前提にテキストが設計されているので短期合格が可能です!
スタディング
スタディングがおすすめの方は次の3つのタイプの人!
こんな方におすすめ
- 時間がない大学生
スマホ・PC・タブレットで学べるため、日々忙しく勉強時間の取りづらい大学生にピッタリです。 - 見やすく分かりやすい講座が良い人
授業風景を録画しただけなのではなく、映像講座として専用のフォーマットで編集された講座なので視覚的で理解しやすい。 - 暗記力に自信がない人
脳科学に基づき暗記を補助する便利なツールや、記憶が消えないうちに定着を促進する問題練習機能も充実しており、無理なく進めて合格できる実力がつく