家計管理や会計を公認会計士で二児の父が語るブログです

公認会計士 ひでとも.com

【監査法人新人】一目置かれるスタッフになれ!優秀な新人が必ずやっている7つのこと

 

こんにちは、公認会計士ひでともです。

新人の皆さん、そろそろ配属先のチームの現場に行ったり往査したりしてる頃ではないでしょうか?

特に新社会人として入所した方は、「先輩やマネージャーに優秀と思われたい!評価されたい!でもどうやったら・・・」と思うのが普通ですよね。

ひでとも
僕はめちゃくちゃ評価されたい派でした(笑)

好む好まずは別として、「無能」と思われるよりは、「優秀」と思われた方が良いですよね。

そこで今回は、公認会計士の日常として一目置かれるスタッフになれ!優秀な新人がやっている7つのことと題してお話していきます。

 

1.クライアント担当者とインチャージの会話を盗み聞きしている

 

往査をしていると、結構か頻度でクライアントの担当者が監査室や会議室にやってきます。

ひでとも
そこで話す内容は会計処理の話だったり、仕事の困りごとなど様々です。

別の会議室がないようなケースだったりすると、その場で込み入った相談や打ち合わせがされたりするもの。

優秀な新人はそんな時必ず盗み聞きしています。

もちろん手を止めてぼーっと聞いているのではなく目の前の作業は進めつつ、なんとなーく聞いている、重要そうな話をし出したら意識を打ち合わせに向ける、そういったレベルでです。

なぜ話を盗み聞きしている新人が優秀だと思うかというと、実務上の取り扱いや判断の事例を手に入れているからです。

僕自身まだまだ実務経験が豊富とは言えませんが、公認会計士としてクライアントに求められるものは「他社事例」であったり過去の事例での判断基準だったりします。

会計基準や適用指針には、実際の実務でどのように判断を下すかや、実際のビジネスに当てはめた細かい記載はありません。

そうすると判断基準を得る方法は3つです。

実務の判断基準を得る方法

1.各種開示資料や書籍または論文を読むことです。

2.他者事例を知っている人から話を聞くことです。

3.現場で話を聞くことです。

ひでとも
僕は1と3の掛け合わせが最も事例の理解に有効だと考えています。

1や2だけが△な理由は、やはりのビジネスでどのように判断しているかをライブで聞く機会がないからです。

J1である新人スタッフには直接クライアントと判断に関わるヒアリングの場に同席したり、意見を述べたりする機会は非常に少ないです。

このため、このようなかたちで盗み聞きするのが最もライブの臨場感に近づくことができるチャンスなんです!

ひでとも
僕も当時もう少しちゃんと話を聞いていれば、、、と後悔しています(笑)

最近は新型コロナウイルスによる在宅が増えた影響で盗み聞きの機会が減ってしまいました・・・

チャンスがあれば積極的に盗み聞きしていきましょう!!!

 

2.自信を持ってハッキリ堂々と話している

ひでとも
あなたはメラビアンの法則をご存じでしょうか?

メラビアンの法則とは、心理学者のメラビアンが提唱した概念で、「感情や気持ちを伝えるコミュニケーションをとる際、どんな情報に基づいて印象が決まるのか」を検証したものです。

「人は見た目が9割」というように、メラビアンの法則によると相手に伝わる印象は「視覚情報」と「聴覚情報」で90%以上が決まるということが示されています。

つまり、あなたが伝えている話の内容を自信をもってハッキリ堂々と話さないと、どんなに良い内容を伝えていたとしても印象が悪くなってしまうんです。

先輩から「Aについてはどうなったの?」と聞かれた際に、「えっと、、、たぶんこうだった思うのですが、、、すみません、、、」

みたいな話し方をすると、どんなに正しいことを言っていても「こいつ大丈夫か?」という印象を与えてしまいます

一方で、「Aはこれこれこうなっています」とか「すみません、ちょっと分からないのですぐ確認します」のようのハッキリ堂々と話した方が信用出来ますよね。

このように信頼できるか否か、優秀と感じるか否かはハッキリした態度のような雰囲気が重要だったりするものなんです。

クライアントと話す際にハッキリ堂々と話す人には「任せても大丈夫だな」と感じやすいので、多少難しいことでもお願いしてみようという判断にもつながります!

 

3.質問前に自分で調べて仮定を置いている

先輩に質問する前に必ず自分で調べてから聞いてくるスタッフは凄く優秀だなと感じます。

多くのスタッフは分からない事をわからないと、そのまま質問してしまいます。

ひでとも
僕もついついやってしまうのですが、、、

例えば、「この数字が合いません、どうしたら良いでしょうか?」と聞かれても困りますよね。

え、何の話?となってしまいますよね。

それが、「この数字が合いません。Aが原因でズレていると思い資料を確認したのですが合いませんでした。」と聞かれたらどうでしょう

「Bを見たほうが良いかも」とか「そういえばAについてマネージャーがクライアントと話してたよ」のような発展的な回答につながります。

任せられた案件を自分ごととして捉え、質問時に先輩がイチから考える必要が無いように工夫するのもプロフェッショナルとして大事ですね!

【在宅勤務】無能認定・最悪クビ?リモート監査で新人が絶対やってはいけない6つのこと

  こんにちは、公認会計士ひでともです。 あなたも遂に監査法人に入社して仕事につく頃ではないでしょうか?? やっとの思いで通り抜けた公認会計士試験。 初仕事はワクワクしますよね! しかし、コ ...

続きを見る

 

4.自分のタスク管理ちゃんとしている

新人が投入される時期はどうしても繁忙期真っ最中になるのが監査法人界隈。

いきなり超繁忙期の現場に投入され、膨大な量の作業などを担当することになります。

インチャージやマネージャーはプロジェクトの進捗管理を行っていますので、あなたにこんな質問をしてきます。

「担当分の進捗はどうですか?」と、、、

こういう風に質問されたら次のようにビシッ!!!と答えたいですよね。

「Aについてはほぼ手続きが完了しており、本日中にレビュー依頼予定です。Bについては先日ご相談したXXの件の質問と追加の資料をクライアントに依頼中のため、完了は〇日になりそうです」

ひでとも
これくらい新人が回答してくれるとめちゃくちゃ優秀だと感じ、とーっても信頼されます。

こういうビシッとカッコよくやり取りできるタイプの人がやっているのがタスク管理です。

手段はメモ帳や付箋またはExcelなど何でもよいのですが、やることは簡単です。

①どこのクライアントか、②何を担当しているのか、③期日はいつか、④進捗はどうか、⑤質問事項はあるか(しているなら簡単な内容といつごと回答をもらえる予定か)をしっかり記録するだけです。

一方で何も管理やメモ書きをしていないと「Aは、、、〇を見てます、進捗的にはたぶん半分くらい、、、え?Bも担当だったんですか!?忘れてました・・・」などと目も当てられないような状況になってしまいます。

ひでとも
僕もタスク管理が苦手でしたが、先輩のやり方を真似してちょっとずつタスク管理の仕方を学びました!

 

5.資料の受領管理を引き受ける

ほとんどのチームが「資料依頼リスト」をクライアントに送付しており、これに基づいて資料が出てきます。

そして受け取った資料のうちデータはチームのサーバーへ格納し、紙資料は返却が必要か否かを確認して、わかりやすく管理します。

資料の受領管理って重要なものの結構手間がかかる作業なんです。。。

ひでとも
こういった作業を積極的に引き受けると先輩たちから一目置かれます!

そして資料の受領管理を引き受ける何よりのメリットが、資料の受け渡しでクライアント担当者と話す機会ができることや、チーム全体がどのような資料を受け取っているのかがわかることで、とても勉強になります。

これをめんどくさがってやらなかったスタッフと、積極的にやってくれたスタッフとでクライアントの理解度に大きく差がついている印象です。

さきほどのタスク管理に近いですが、早いうちから何かをコントロールするチャンスを掴むということはとっても重要です。

監査アシスタントのいるチームではアシスタントさんがやってくれているケースも多くありますが、アシスタントさんのいない小規模チームなどでは資料の受領管理を積極的に引き受けていきましょう!

 

6.チームメンバーとコミュニケーションを積極的にとる

今でこそ新型コロナウイルスで往査をする機会が減ってしまいましたが、たまの往査でランチをする際に、みんなの話に積極的に参加してくれる人はコミュニケーション能力が高くて優秀だなと感じます。

チームメンバーのコミュニケーションも監査を進めるうえでとても重要で、気軽に話せる中になることで監査実施上のちょっとした気づきや懸念の共有から指摘事項が出るケースもあるからです。

ひでとも
J1の担当する科目で指摘事項なんて・・・と思う方もいるかもしれません。

しかし、J1が担当する科目はJ1がずっと担当しています。素朴な疑問からクライアントと協議が必要となる事項が出ることもよくあり、実際に僕がJ1のときに、同期数人がそういった経験をしていると話していました。

もちろん話すのが苦手な人も多いと思いますが、才能といって片づけてしまってはもったいないです。

今後、主査になるとクライアント窓口の方とやり取りする機会が増えた際に、その人と仲良くなれてしまう人が一定数おり、仲良くなると業務をする際にちょっとやりやすくなったり、協力を得られやすくなったりといった大きなメリットがあります。

ひでとも
僕は公認会計士はパソコンと数字とにらめっこしているだけではNGだと考えています。

というのも、コミュニケーションを通じてクライアントのニーズや課題を察知できたり相談してもらえる関係を気づくことが一流の会計士だと僕は思うからです。

クライアントの込み入った相談をしてもらったりできるようになって初めて一人前の会計士だと言えるのではないでしょうか?

ひでとも
ぜひコミュニケーションが苦手な方はチームメンバーとの雑談から練習してみましょう!

 

7.エクセルなどのツールは最低限使いこなせる

大学生で合格すると多くの人がExcelなどのツールを使いこなせません。

ひでとも
僕も実際にExcelは超絶苦手でした・・・・

それでも優秀だと思われる人は、自己研鑽としてこういったツールに関する勉強も怠らず、実務ではサクサク使いこなしています

繁忙期という超絶忙しいタイミングで「こういうイメージでやってね」と指示された内容はExcelができないと成果物のイメージがつきません。

もちろん先輩たちも教えてくれるので心配は不要ですが、一歩抜け出たスタッフは基本的なExcel操作についてはマスターし「わかりました!」と即作業に移ります。

本当に大丈夫かな?と思って「成果物のイメージはどんな感じでやろうと思っている?」と聞くと、「これはIfで~Vlookupで~ピボット使って~」などとただ使えるだけではなく、ツールを使用して作る成果物のイメージができているとわかるような回答が来ると安心感が半端ないです。

Excelを使えるようになるには?

合格後に僕は「複式簿記の家計簿」をExcelで自作してみました。

仕訳を切って貸借対照表、損益計算書を作ってみるという家計簿だったのですが、これを作ることでExcelへの苦手意識がまったくなくなり、今では得意だと言えるくらいになっています。

Excel多少できたからなんでしょ?と思われるかもしれませんが、この家計簿を作ったときに僕はExcelは全く触ったことがありませんでした。

タイピングもおぼつかない頃にExcelの入門書を購入し、そこに書いてあることを応用しながらコツコツ作ったので、あなたにも必ずできると思いますよ!

 

【最後に】監査法人における信頼・信用の重要性

監査法人で働くうえで「信頼・信用」は馬鹿にできないくらい大事です。

というのも、監査法人は基本的にアサインといいインチャージやマネージャーが監査チームに誰を呼ぶかを決めており、優秀な人や信用できるひとから順番にアサインを入れていきます。

そして最後、変な人や全く仕事ができない人がたどり着く先は「干される」と呼ばれる「アサインなし」です。

干されれるレベルの人はめったにいませんが、どんなに人手不足でも決して呼ばれることはありません

なぜなら干される人は、呼ぶとお金がかかる上に、結果的に仕事を増やすリスクすらあるからです。

 

また、干されるレベルではなくても、あまり信頼されていない・仕事があまりに遅いなどという人は「あー、あいつしか取れなかったわ」みたいに思われてしまいます。

このような状況にならないためにも、初期段階から「信頼・信用ポイント」を獲得しておくことが重要です。

ひでとも
インチャージとなった今でも、他のチームからいつでも干される側になり得るので本当に気を付けてます・・・

繁忙期で大変な時期ではありますが、みなさん僕と一緒に優秀と思われる一流の会計士を目指して頑張りましょう!

 

  • B!