公認会計士に合格するにはどれくらいの勉強時間が必要なんだろう?
そもそも大学生で目指したら全く遊べないんじゃないの?
会計士を目指す人が抱く素朴な疑問です。
今回は会計士を目指す上で必要な勉強時間と大学生活の過ごし方についてお話します!
公認会計士は大学生で合格すればメリットだらけの資格ですよ!!
大学生が公認会計士を目指すと遊べない?合格への学習時間とペース。バイト・サークルは?
- 公認会計士を大学生が目指すなら遊べない
- 大学在学中はすべてを勉強に捧げました
- バイト・サークルなんかもってのほか
こんな風に言われます。
特に大学に入学し、最初に公認会計士を目指そうと思ったときに立ちはだかる心理的な壁が「遊べないのでは・・・」という不安です。
当然の不安ですよね。
確かに公認会計士という資格に魅力は感じるけど、大学生活を投げ捨てるのは・・・
覚悟が決まらずウダウダしているうちに時間だけが過ぎて行ってしまいます。
まあ、結論から言えば(というより私やその周りの友人の様子を踏まえ)
普通の人ほど遊べないけど全く遊べないってことはない
ということです。
公認会計士になるための勉強時間
ではさっそく本題に入りましょう。
会計士試験大量合格の時代からしばらく合格率が低い水準で推移していました。
しかしここ数年の試験では公認会計士試験の合格率は再度上昇に転じています。
平成29年度試験では合格者が1,200人程度で、合格率が11.2%となっていることからもお分かりいただけると思います。
とは言え経済界最高峰の資格試験であることに変わりありません。
そんな公認会計士になるために必要な勉強時間はズバリ・・・
5,000時間です!
期間にして3〜4年!
多いですか!?
意外と少なかったですか!?
これは一般的に言われている学習時間の目安で、1日5時間勉強すると約3年で合格する計算です。
資格スクールなどで初学者向けにある講座でよくあるのがこの3年合格プランなのもこの為です。
社会人にとって5時間の勉強時間を3年間毎日確保するのは並大抵の努力では不可能です。
しかし大学生ならどうでしょう?
そう、公認会計士は短期集中型の試験と言われているため、短期間で集中した時間の取れる大学生に最も向いている試験なんです!
関連記事:大学生におすすめの資格は断ゼン公認会計士!!コスパ最強の理由と資格学校の選び方。
大学生の勉強時間
では大学生が公認会計士を目指すならどれくらい勉強すれば良いでしょう?
苦しい大学受験を乗り切り、人生の夏休みと言える大学生に晴れてなれたのに公認会計士を目指してまた勉強。
周りはみんな待望のキャンパスライフを謳歌しておる中黙々と勉強。
とにかく早く受かるんだ!
そういう事が出来る人は少ないのが現実。
キャンパスライフを捨てるのは嫌だ!!
と思うのが普通の感覚です。
確かにバイト、サークルや合コンなどなど、優先順位は人それぞれ。
このため人によって合格までに掛かる時間と1日あたりの勉強時間は異なります。
例えば、
大学1年生からスタートして1日5時間、週5日の勉強時間の場合だと
1ヶ月におよそ100時間。
1年間でおよそ1,200時間。
3年間で3,600時間程度勉強することになり、4年生での合格を目指すという目標設定ができます。
夏休みなどの長期休暇中や試験の直前期は1日10時間程度勉強するので実際には5,000時間にかなり近い時間になると言えます。
1日4時間、週6日というパターンもだいたい同じ勉強時間になります。
逆に、超短期間で合格したい場合。
1日10時間、週6日の勉強時間だと。
1ヶ月におよそ240時間。
1年間でおよそ2,880時間、ほぼ3,000時間に達します。
2年生から始めて3年生で合格、または3年生から猛勉強して4年生で合格というケースも可能という計算になります。
この超短期間合格をする人もそれなりにいますが、会計士試験受験生の中でも稀な存在です。
やはり3〜4年を目標に勉強するのが良いでしょう!
学習の一般的な流れ
初学者が4月から会計士試験を目指した場合のスケジュール感はこんな感じ。
3年生合格の場合
1年生6月:簿記3級又は2級合格
1年生11月:1級合格
2年生12月:短答式試験合格
3年生8月:公認会計士試験合格
4年生合格
1年生6月:簿記3級
2年生6月:2級合格
2年生11月:1級合格
3年生12月:短答式試験合格
4年生8月:公認会計士試験合格
公認会計士を目指すと遊べない?
確かに普通の大学生のようには遊べません。
それでもバイトやサークルとの両立も可能です!
ある程度の犠牲は覚悟する
公認会計士は医師・弁護士と並ぶ経済界最高峰の国家資格。
新卒で年収500〜600万円、20代で1,000万円も狙える資格です。
グローバルに働くプロフェッショナルになるためには、多少の犠牲と多くのメリットを天秤に掛けた上で、多少のことは仕方ないと覚悟を決めましょう。
こちらの記事で、僕の実際の年収推移についてもお話しているので、参考にしてみてください!
バイト・サークルは両立可能
でも全く遊べないかというとそうでもありません。
勉強のペース配分をどうするかはあなた次第。
2年でパパッと受かって遊びまくるのもありです。
もちろん4年で合格を目指す場合でも土曜・日曜は勉強は休みにするとか、色々工夫することで遊ぶ時間は確保出来ます。
僕は4年生合格を目指してサークルに旅行に麻雀に(笑)、普通の大学生ほどではないですが受験生なのに全力で大学生活を楽しみました!!
遊び呆けるのは違いますが、適度に息抜きしながら頑張ってる人たちの方が楽しみながら合格をしていっている印象です。
勉強!勉強!勉強!とならなければ受からない資格と思うのは大きな勘違い。
会計士は監査をする上で経営者やクライアント担当者とのコミュニケーションも大事な職業。
バイトやサークルを通じてしっかり人との関わりを持つために適度に遊び、バイトをするのも大切な勉強です。
もともとコミュ力の高い人は別として、中高と勉強一本、大学も会計士試験一本という場合、なんとなく人生の経験値の差があるように思います。
大学生におすすめの予備校はCPA会計学院
おすすめな理由1.合格者占有率41.6%の圧倒的実績(2022年)
CPA会計学院の 公認会計士試験の2022年の合格者数は606名と驚異的な人数の合格者を出しています。
2022年試験の論文試験合格者数は1,456名でしたから、606名というのは41.6%の占有率。
この合格者数の多さはやはり合格を目指す上では重要です。
なぜなら論文試験は相対評価の試験。
つまりみんなができる問題を落とすと落ちるということ。
だから特に大手の資格スクールが事前に教えた問題はどういうものか?を知らずに挑むのは致命的というわけです。
おすすめな理由2.質の高い講義・教材と完全個別サポート
公認会計士合格までの道のりを無理なく進められるのもCPAの特徴で、通学コース、通信コース、通学・通信併用コースが選択できます。
ベストな受講スタイルで学習できるため、多忙な大学生のあなたでも予定に合わせながら効率的に学習を進めることができます。
圧倒的な合格者数はこのように、「質の高い」講義・教材と「徹底した」完全個別サポートが実現できる会計資格の専門学校だからこそ出せた数字です。
2021年4月5日現在、東京本校・日吉校・早稲田校・水道橋校・大阪梅田校・熊本校の6校舎を展開しています。
ちょうど良い規模であることからこそ実現可能な公認会計士試験合格者の専任講師(※)による常駐体制で「いつでも」「どんな質問でも」対応してくれます!
※すべての講師が公認会計士試験合格者とは限りません。
おすすめな理由3.個別面談の実施で短期合格をサポート
CPAでは、個別面談体制を常態としており、大学の授業・仕事・アルバイト・サークルといった各受講生の状況を勘案しつつ、豊富な指導経験に基づく適切な学習方法のアドバイスがもらえます!
このように、各受講生が抱える問題点に応じたアドバイスで、受講生が効率的に学習を行い、短期合格を実現する環境が整えられています!
おすすめな理由4.公認会計士入門講座を無料体験できる
CPAでは、無料の資料請求をした方に対して、公認会計士コースの無料体験プログラムが用意されています!
この入門講座は日商簿記3級相当の学習範囲を受講できるので、講座修了後は日商簿記検定3級が受験できるレベルになることができます。
そして、公認会計士講座についても3級修了者として割引価格で申込むことができるので、まずは公認会計士入門体験講座をご受講しご検討ください!
最後に・・・
公認会計士は経済界最高峰の国家資格。
それだけに必要な勉強時間は膨大に思えます。
しかし、合格した際に得られる収入や様々な仕事に挑戦をする権利を獲得するために費やす時間としてはコスパが良いと思います。
特に大学生のあなた!
せっかくのキャンパスライフの一部を将来の自分のために投資してみてはいかがですか?
意外と続けられない人が多いということは、それだけあなたが合格する可能性が高いということでもありますよ!!
あなたが会計士として業界にやって来る日を楽しみにしています!