あー、もうすぐ本試験
試験が近づくにつれてソワソワしてきて何となく落ち着かない気持ち。
何をやるか悩んでるだけで1日が過ぎてまた焦り・・・
本試験直前期って何したら良いかわからないですよね・・・
残りの期間を無駄に過ごさないためにもある程度自分の中での方向性を固めちゃいましょう!
今回は、公認会計士試験の直前期にすべきことについてお話します。
試験まで残り1ヶ月
いよいよ1か月となるとグッと試験が直前に迫っている感覚がしてきますね!
まずは1か月前からやることについてお話します。
ちなみにここからは週7で勉強するのを想定してますよ!
最後の1か月はもう鬼の様に勉強しましょう。
体調管理が超重要
言わずもがなです。
これまでどれほど血の滲むような努力をしていても、ここからどんな努力をしようとも、当日に熱を出したら最後。
どんなに体調管理をしてもダメな時はダメですが、極力そのリスクは避ける努力をしましょう!
・睡眠時間はしっかり確保
・昼寝をする
・白湯を飲む
関連記事:誰でも出来る3つの体調管理法!僕が実践してる方法。会計士受験生必見
会計学の計算問題はサクッと回す
財務や管理の計算問題を1ヶ月前から新たに詰め込むのは中々難しいです。
一度出来るようになれば忘れにくいのが計算問題ですが、やっぱり直前期はどうしてもコスパが悪いもの。
1ヶ月前では既に出来るようになった問題を頭の運動がてら、ひたすら解くのが良いですよ!
新しい問題ではなく、過去の答練や模試を回しましょう!
頻度:週3〜4日
量:総合問題各1コ〜2コ
租税の計算も諦めない
論文式試験から追加された科目である租税法。
12月短答合格者と5月合格が半数以上を占める論文式試験でこの科目を1点でも伸ばすことは大きなアドバンテージになります。
租税法はやればやるだけ点が上がるもの。
基礎〜応用レベルの答練をギリギリまで回していきましょう!
こちらも会計学の計算と同じで新たな問題に手を出すより、これまでやってきた問題をやるのが良いですよ!
頻度:週3〜4日
量:総合問題各1コ〜2コ
関連記事:公認会計士論文租税法の勉強法!計算力で理論の点数を上げられる理由。
グッと伸びる経営学の計算
租税法と同じく論文式試験から追加された経営学。
理論はややヤマ当て感が否定しきれない気もしますが(笑)
計算はそんなことはありません。
比較的平易、いや、基礎レベルの計算問題が出たにも関わらずなぜか多くの受験生が得点出来ないのが経営学の計算。
数学の得意不得意とは関係ない問題でもその傾向があります。
本試験段階で基礎の基礎の問題が出てもできない人がいるんです。
だから得意な人は安心して取り組めば良いですし、苦手な人も基礎レベルだけでも最後まで諦めずに計算問題を解きましょう!
おすすめは1日〜2日時間を取って計算問題集をやることです。
頻度:1〜2回/月
量:計算問題集1周
関連記事:公認会計士試験経営学の勉強法!コスパ最高はファイナンス!
理論を詰め込む
理論はとにかくギリギリまで何度も頭に叩き込みましょう!
計算と異なり1キーワード覚えていたことが1点につながりやすいのが理論の特徴。
新しい論点を取り込む事も比較的容易です。
ポイントは時間を掛けずに一気に回すというのを繰り返す事です。
計算以上に回しやすいのが理論ですので、本試験までグルグルグルグル回し続けましょう!
もちろん新しい論点に固執せず、基本的にはこれまで覚えて来たことを忘れないために既知の論点を8〜9割で行きましょう。
このタイミングで知らない発展レベルの理論は思い切って切り捨てるのも大事です。
頻度:毎日
量:全科目2〜3周
関連記事:公認会計士試験の勉強法!僕が実践した資産テキストを作る方法。
試験まで残り1週間
さあいよいよ1週間前。
案外経験者は分かるかもしれませんが、案外何をしたら良いか分からなくなります。
1週間は全部やるには足りず、ちょっとやるには長い、試験の直前の直前にやって来る心の焦りとの戦いの期間でもあります。
パニックにならない
最も大事なこと、パニックにならないこと。
残り1週間となると「あれもこれもそれも知らない!!!」とパニックになってしまいがち。
そこでしっかり深呼吸して落ち着きましょう。
この1週間は試験本番へ向けての心の調整期間、このタイミングでパニックに陥って今までの努力を出しきれないのでは勿体ないです。
これまで続けた努力を思いつつ、1ヶ月前にやることに書いた通り、いつも通りの生活を送りましょう!
本試験に持っていくものを決める
たまに、どんだけ持って来るんだよ!!!
というくらいテキストを持って来てる人を見かけます。
科目間の休憩時間にそれだけ全て目を通すのも不可能だし、うっかり知らないことがあったら焦るもの。
本来見もしなかったC論点中のC論点がこの後に出る「気がする」という恐ろしい心理状態になりがちです。
この1週間で15分程度でさっと見れる部分を抜き取る作業に使うと良いですよ!
例えば租税法の減価償却資産の取得原価に含められる付随費用、含めない事の出来る付随費用の一覧などです。
そんなの当然覚えてると思ってるあなた。
そういうのに限ってド忘れするんです。
試験前に見るのはこういう類のものがおススメです。
それを抜き取る作業をしつつ心を落ち着けましょう!
最後に・・・
いよいよ本試験が迫ってくると気持ちが落ち着かなくなってくるかもしれません。
最後の最後、ここで焦る気持ちをグッと抑えて乗り切りましょう!
ここまでの努力がきっと報われるはずです!!