こんにちは、公認会計士ひでともです。
公認会計士を目指していると気になる点のひとつに「年収いくらなの?」があると思います。
高年収、高年収とは言うけれど、本当に高年収なのかググってもよく分からんというのが現実的なところでしょう。
ですので、今回は大手監査法人6年目の公認会計士である僕が、これまでの年収をまるっと公開しようと思います!
当ブログでは公認会計士の日常についての記事を掲載しています。
・監査法人の職階と平均年収について
僕の年収推移をお話しする前に、まずは前提とする監査法人の職階と平均年収について簡単に説明します。
監査法人の職階
監査法人の職階は大きく「パートナー」「マネージャー」「シニアスタッフ」「スタッフ」の4階層の職階で構成されています。
マネージャー昇格まで通常8年程度かかり、その先のパートナー昇格となると完全に人によります。
公認会計士の平均年収
公認会計士の平均年収は992万円です(※)。
大手監査法人の職階別の平均年収はイメージとして、
スタッフは5~600万円、シニアスタッフは7~800万円、マネージャーは800~1,000万円、パートナー1,500万円~だそうです。
僕は現在6年目のため、実態としてわかっているところはシニアまでだとご理解ください!
多くの方がマネージャー昇格付近で転職されることや、現在勉強中の方にとっては合格後数年くらいのイメージの方がモチベーションにつながると思います。
※厚生労働省の賃金構造基本統計調査の2017年~2019年平均値
・公認会計士ひでともの年収推移
監査法人1年目(スタッフ):500万円
監査法人に入所した初年度の年収は500万円でした。
ただし入所が2月であるため11ヶ月分での計算になりますので、12ヶ月換算すると550万円弱になます。
ちなみに初年度の年収は同期と見せ合っていたので、概ね500万円前後でした。
新卒で500万円貰えると、そこそこ良い方なんじゃないかな〜と思います。
基本給は30万円ちょっとだったと思います。
監査法人2年目(スタッフ):600万円
2年目の年収は600万円ちょっとでした。
1年目の頃よりボーナスが増えた分、ぐっと年収が上がった印象です。
2年目で600万円あるとほぼ生活には困らない感じでしたね。
基本給は初年度から微増程度だったと思います。
監査法人3年目(スタッフ):640万円
3年目は少し伸び率が下がりました。
というのもスタッフの間の月給は月額5000円程度の昇給であるため、ボーナスの増分程度しか年収が上がらないためです。
僕は比較的無駄遣いをしない方なので、基本的に何もしなくても貯金が増えていくのが3年目だったなーという印象です。
基本給は2年目から微増程度です。
監査法人4年目(シニア):740万円
4年目には公認会計士登録を行い、途中でシニアに昇格したこともあり年収が大きくあがりました。
シニア昇格付近から、インチャージ業務やスタッフの管理が増えるので残業もかなり増えてきた印象です。
基本給はスタッフの頃は3年目から微増で、シニア昇格後は40万円を超えました。
監査法人5年目(シニア):880万円
年間を通じてシニアでの基本給になったので、年収は900万円近くになりました。
5年目で900万円近い年収があると、同世代の中だけでなく、サラリーマン全体の中でも比較的稼いでる部類に入ってきた印象です。
ただし残業はめちゃくちゃ多い上に、小規模なチームのインチャージの場合には実質マネージャーレベルの仕事が増えるので結構大変になってきます。
中にはそれほど大変ではない人もいるようですが、必死に頭を使うことで、専門家として成長できている実感があります!
監査法人6年目(シニア):900万円???
現在6年目のため、年収はまだよくわかりません。
過去の推移を見る限りでは900万円前後かな〜という印象です。
1月~3月の累計で180万円ほどなので、12カ月換算で720万円+ボーナス160万円+繁忙期考慮20万円でやはり概ね900万円程度となりそうです。
ただし、ちょっと残業をしすぎている感があり、ワークライフバランスがいまいちで、勉強時間が確保できなくなってしまっています。
最後に・・・
僕の場合の年収推移について公開してきました。
新卒で監査法人に勤務し、これだけの給料をいただけるというのも会計士ならではですよね。
確かに激務な側面もあるものの、受験勉強を頑張った甲斐があったなぁと感じます
今まさに勉強を頑張っている受験生のモチベーションアップに少しでもつながればと思います!
まとめ
監査法人1年目(スタッフ):500万円
監査法人2年目(スタッフ):600万円
監査法人3年目(スタッフ):640万円
監査法人4年目(シニア):740万円
監査法人5年目(シニア):880万円
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